Bowling for Columbine

2004年6月6日 映画
月曜提出のエッセイがまったくはかどらない…。
ちょっと息抜き。

学校の授業では意見を求められることが多い。
これは北米の学校では当たり前のことで、よく知られていることだけれど、実際その中に入ってみると改めて実感。

以前小さな女の子のいるお家の一部屋を間借していた時に、欧米の教育を間近にみることができて、日本との違いを感じたことがある。
お母さんが学校の先生だということで教育熱心な家庭だったとは思うので一般的なことはわかりませんが。
まるで大人に接するように「私はこう思うけど、どう思う?」という感じで、まだ3歳で幼稚園にあがる前の彼女に、必ず意見を求める。

時々見かけるスクールトリップ中の小学生たちを見ていても、質問することをためらわないし、積極的だからきっと学校でも意見を発言することが多いのだろうなー、と納得する。

彼女に学校での教育方針てなに?っていう質問をしようしようと思っていてそのままになってしまった。
聞いておけばよかったな。

そういったなかで育ってきた人たちはやっぱり自分の意見をしっかり筋を通して言えるし、自信が違う。批判を恐れないというか…。

学校でエッセイが課されることが多いのも特徴のひとつ。
自分の意見を述べるのが紙上なだけで違いはありませんもんね。

どっちがいいか、なんてわかりませんけど、北米教育のほうが実践的な気がします。

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ふと思ったことを。

日本では今回の悲しい事件がきっかけで、教育についていろいろ議論がなされているみたいだけれど、どうなんでしょう。
何が変わるんでしょうか。悲観的かもしれませんが、変われるのか、というのが正直な意見です。しばらくたったらまた忘れてしまうのでは、と。
この事件を見て、アメリカでの数年前の事件、小学2年(だったと思います)の女の子がクラスメイトの男の子にを銃殺されたというを思い出しました。

きっかけもシチュエーションもまったく違いますが、罪の意識のなさ、など似通ったところがある気がしました。

気が滅入る事件が多いですね。
その後の政治家の発言もどうなのかと…。

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オススメ映画

"Bowling for Columbine"
有名なドキュメンタリー映画です。
Columbine high schoolで起きた銃乱射事件に関連するアメリカの銃社会について淡々と話が進んでいきます。子供への教育をどうするか、などについても語られています。上に書いた小学2年生の事件はこれで知りました。
ディレクターのMichel Moorは、今年新たにブッシュ大統領一家についての映画を作ったそうですが、内容が内容だけにアメリカでは一時放映中止にされたとか。
ぜひとも見てみたいものです。

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Memo

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